大雑把に言えば、木はそれぞれ樹種によって固有の特徴的な色をしています。しかし、実際には同種の木でも一枚一枚微妙に色は違ってきます。それこそ、濃い色をしているものもあれば薄い色の物もあったりします。

例えば欅（ケヤキ）を例にとっても、すごく赤い色のものもあれば黄色に近い色をしたものもあります。胡桃（クルミ）でも、ほとんど白に近い薄い肌色のものもあればウォールナットに近い濃い紫色のものもあります。楢（ナラ）でも濃い茶色のものもあれば、明るい肌色に近い色のものもあります。

我々人間でも（同じ日本人でも）浅黒い色の人がいたり色白の人がいたり様々ですが、木もそれに似た所があります。