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いつまでも永く使い続けられるダイニングテーブルなどの手作り家具を

毎日の暮らしの中に自然に溶け込み、20年、30年…と永く使い続けられる「相棒」のような家具を作りたい。そして、それを「子供や孫にも引き継いでいきたい」と思えるような愛着を持って使い続けられる家具を作りたい。

「佐藤さんの作る家具はなんかいいわ」「ずっと前からそこにあったかのような感じがする家具だわ」…そんな言葉をいただけるならこれ以上の喜びはありません。

そんな家具を作るために、技術の鍛錬はもちろんのこと、永く使っても飽きることのないデザインを生み出すこと、そして本物の素材を選んで使うことなどに心がけていこうと思っています。
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最新の里山便り
「庭を眺める小さな家〜アトリエ〜 セルフビルドの記録4 造作編その2」
2025.03.11
気がつけば3月になっています。毎年3月は何かと忙しい…仕事はもちろん、なぜか3月はいろいろ忙しいです。

ほかにも(私の場合は)、まずはアトリエの建築がありますし、温かくなって動き出した庭の手入れ仕事、そして畑もいよいよジャガイモの植え付けをしたり、草引きもしなければなりませんし、おまけに農業関係の会計の仕事があったり、神社関係では春の祭礼…。

その上もうすぐ孫がもう一人生まれそうで、そうなるとじじばばもじっとしてられません。一役を担うことになります。そんなわけで、今私は「超」「超」忙しく、毎日いろんなことに追われて生きています。

椅子の脚椅子の脚さて工房では「KOSI-KAKE」2脚の制作に入っています。

まずは後脚の制作から。鉋で削ってからほぞ穴をあけていきます。
椅子の脚椅子の脚椅子の脚切り抜いて、成形し、さらにほぞ穴をあけます。
背板の成形背板の成形に移ります。バンドソーで曲線切りをします。
背板の成形「反り台鉋」という鉋で曲面を削ります。
サンディングと仕上げそして各部材のサンディング、仕上げをしたら、後ろ部分の組み立てをします。
座板の加工座板の加工に移ります。前脚が入るほぞ穴をあけます。
後ろ脚と座板との結合後ろ脚と座板との結合部分です。2枚ほぞ、そして微妙な傾斜をつけて切ってあります。
後ろ脚と座板との結合後ろ脚と座板との結合いったん後ろ脚に組み込んでみます。
後ろ脚と座板との結合ぴったりうまくはまりました。
座ぐり加工そして、さらに座板の加工を続けます。今日もまた座ぐり加工を行っています。

四方反り台鉋で削っていきます。
座ぐり加工カンナの削り跡はそのまま残します。ですので丁寧に削っていかねばなりません。これもこの椅子の魅力の一つです。

こうして、もう少しのところまで来ています。
さて話は変わり、「アトリエ建設」のこと…前々回に引き続き、「造作編その2」となります。

断熱材断熱材内部の壁全体に断熱材を入れていきます。「グラスウール」を使用します。

簡単に入れているように見えるかもしれませんが、これがなかなか大変…隙間が出ないようにぴったりはめるのは結構難しいものです。
気密防湿シート全体に入れ終えたら、その上から「気密、防湿シート」を貼っていきます。
杉の板床板の準備をしていきます。杉の板にオイル塗装をしておきます。
床板貼り床板貼り床板を貼っていきます。苦労しましたが、どうにか全体に貼ることができました。

何でもそうですが、終わりかけたころに上手になる…あるあるですね。反省点もいろいろ…。
ステンドグラスステンドグラス北側の小さな換気用の窓も作りました。ステンドグラスをはめ込んであります。
換気用の窓換気用ですから、こんな感じに開きます。
アトリエ全体アトリエ全体外側が大体完成したので足場をはずしてもらいました。全貌が見えてすっきりしました。
ここまで書いてくると、順調に進んでいるように思われるかもしれませんが、実はそうではありません。本業の仕事の方も忙しく、アトリエの建設の方は結構止まったままで、なかなか遅々として進まずというところです。

とはいえ、足場屋さんに足場を返さなければならなかったり、電気工事屋さんの仕事の都合もあったり、完了検査も待っていたりします。いつまでも窓や入口のドアを作らずに放っておくわけにもいきません。雨風が吹き込んでしまいますので…。

つまり、そうぼやぼやしてはいられないのです。「出来るときにゆっくり作って行けばいいや」っていうわけにもいかないです。冒頭に書きましたように、3月は何かと忙しく…本当に大変です。ジレンマ…。

ドア加工そんな中、とりあえず入口のドアは作りました。建具の制作はどちらかといえば本業に近いので、なんとかなります。
ドア加工ドア加工ドア加工塗装を終えて嵌めてみました。

ほぼ修正する必要もなく、ぴったりとはまりました。さすが…。(誰も褒めてくれないから自分で褒める)
イギリスの取っ手ドアの取っ手は、20数年前に工房をハーフビルドした際にイギリスから輸入したものです。残っていたので使いました。
ステンドグラスステンドグラスここにもステンドグラスを嵌めました。
ステンドグラスいい感じに納まったんじゃないでしょうか?
ドアクローザードアクローザーも付けてみました。ばっちりです。

こんなわけで、とりあえず入口のドアは完成となり、これで雨風が入り込むこともなく、カッコ悪い紙を貼っておかなくてもよくなり、ちょっとほっとしました。
しかし、まだまだやらなければならないことがたくさんあります。大仕事の内部の壁作りが待っています。また仕事の合間をみて、なんとか進めていこうと思います。

完成はいつ?外構は別として、なんとか4月初めに家本体を完成、完了検査…と目論んでいるのですが…無理かな?

そして、その後外構(入口のポーチなど)を進めて、ゴールデンウィークごろには何とか全完成と行きたいものです。それもあくまでも希望的観測です。ひょっとすると夏ぐらいになってしまうかもね。

…次回「造作編その3」へ続く。
更新履歴
2025.03.11
里山便りを更新しました。
2025.03.03
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2025.02.27
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