栃(トチ)
比重:0.52
栃(トチ)は国産の広葉樹の代表格と言ってもよいでしょう。通常の木材は白太(辺材)が少なく赤身(心材)が多いので白太の部分は使わない事が多い(虫が入りやすいなどの欠点があります)のですが、栃は全く逆で赤身よりも白太の方が圧倒的に多い樹木となります。
つまり、栃は白太を使う木という事になります。色は黄白色から黄褐色で、心材部分は赤褐色になります。大変表情豊かというか、個性的というべきか、板によって様々な表情を見せてくれます。縮み杢や波状杢、班(ふ)杢などのきれいな杢が現れたり、絹糸のような光沢があってリップルマーク(漣のような紋様)が現れたりして美しい木材です。
又このような表情の美しさだけでなく、比較的大径の木材が採れるので幅の広い板から狭い板まで豊富に手に入れやすいと言えます。加えて価格的にも手頃なものから銘木級の高価なものまであります。このような受け入れの幅広さも人気の一つだと言えます。
つまり、栃は白太を使う木という事になります。色は黄白色から黄褐色で、心材部分は赤褐色になります。大変表情豊かというか、個性的というべきか、板によって様々な表情を見せてくれます。縮み杢や波状杢、班(ふ)杢などのきれいな杢が現れたり、絹糸のような光沢があってリップルマーク(漣のような紋様)が現れたりして美しい木材です。
又このような表情の美しさだけでなく、比較的大径の木材が採れるので幅の広い板から狭い板まで豊富に手に入れやすいと言えます。加えて価格的にも手頃なものから銘木級の高価なものまであります。このような受け入れの幅広さも人気の一つだと言えます。
テーブルや座卓の天板として、机や箱物家具の甲板として、又はベンチなどにも最適の材料と言えるのではないでしょうか。オイル仕上げでも拭き漆仕上げでも、どちらも素晴らしい表情に仕上がります。