


工房屋さん
つい最近知り合いの工房のブログを見ていたら、そこで働いている従業員の作業の様子を見てヒヤッとしました。昇降盤(通称傾斜盤と言いますが)で木材を細く挽き割る作業なのですが、大変狭い間に指を差し込んで、のこぎりの刃ぎりぎりのところを通していました。いつ指をケガしてもおかしくないような作業の様子でした。
…こんな感じです。1回ぐらいならまだいいですが、この作業を延々と繰り返している間には…考えただけでぞっとします。
ここで一旦話を転じます。板を削るときはまず「手押し鉋盤」という機械で片面の平面を出します。高速で回転する刃の上を手で板を押していくのですが、これもやはり危険を伴うものです。下手をすると大けがをします。(致命傷になりかねません) 分厚い板の場合はまだ危なくないのですが、薄くなると手がそれだけ刃に近づくことになるので危なくなります。

ここで一旦話を転じます。板を削るときはまず「手押し鉋盤」という機械で片面の平面を出します。高速で回転する刃の上を手で板を押していくのですが、これもやはり危険を伴うものです。下手をすると大けがをします。(致命傷になりかねません) 分厚い板の場合はまだ危なくないのですが、薄くなると手がそれだけ刃に近づくことになるので危なくなります。

この道具の持ち手のところを結構遊んで、形を作ってたりします。「いかにも」という感じの道具です。でも、私に言わせるとこんなナンセンスな物はありません。その理由はこの道具の汎用性の無さです。
せっかく凝って時間をかけて作っても、それだけの効果が無いのではあまり意味がありません。かつて私が飛騨高山の木工所で働いていたころ、社員の中にそういうのを作って使ったりする人がいたのですが、それを見た社長が「そんなのを作って!」とよく怒っていました。(無駄なことをするなという意味)
さていろいろ書いてきましたが、私が言いたかったのはそういう技術論ではありません。とかく個人工房を営んでいる人はスタイルやこだわりを大切にするあまり、(うまい言葉が思い浮かびませんが)無駄な格好をつけたがるということがあるように思えます。
出入りの機械屋さんがよく口にする言葉ですが、大小の木工所と比べて私たちのような個人工房のことを「工房屋さん」と言います。いつも黙って聞いていますが、その言葉の響きには少し見下したような感じを受けます。それは上記に代表されるような工房屋特有の無駄な行為があるからだとも思えるのです。
ここに書いたことは些細なことですが、その根底にある工房屋特有の性質もあると思います。私たちは何にこそこだわりを持って普段仕事をしていくべきなのかを考えていかなければなりません。
出入りの機械屋さんがよく口にする言葉ですが、大小の木工所と比べて私たちのような個人工房のことを「工房屋さん」と言います。いつも黙って聞いていますが、その言葉の響きには少し見下したような感じを受けます。それは上記に代表されるような工房屋特有の無駄な行為があるからだとも思えるのです。
ここに書いたことは些細なことですが、その根底にある工房屋特有の性質もあると思います。私たちは何にこそこだわりを持って普段仕事をしていくべきなのかを考えていかなければなりません。