木材の欠点の処理
材料となる木材はいつも美しい物ばかりではありません。いろいろな欠点を持ったものも多いです。例えば割れていたり、穴があったり、腐りがあったりなどです。
制作にあたってはできる限りそういった欠点を避けて木取りをしますが、限られた材料で制作を行わなければならない場合、そういった欠点を避けることが出来ないこともまた多くあります。そんな時、その欠点をどう処理して見栄えの良いものにするかというのも大切です。それにはいろいろな方法があります。
制作にあたってはできる限りそういった欠点を避けて木取りをしますが、限られた材料で制作を行わなければならない場合、そういった欠点を避けることが出来ないこともまた多くあります。そんな時、その欠点をどう処理して見栄えの良いものにするかというのも大切です。それにはいろいろな方法があります。
まずは「割れ」がある場合。この場合はよく用いられるのが「千切り」というものです。
次に「穴」のある場合です。穴と言ってもいろいろですが、例えば「てっぽう」と言われる虫が食った穴があります。
その場合には、その穴に木を埋めても良いですが、最近よく使うのは「樹脂」を流し込んで固めるやり方です。
その場合には、その穴に木を埋めても良いですが、最近よく使うのは「樹脂」を流し込んで固めるやり方です。
千切りや樹脂では到底及ばない、大きな穴などがあることもあります。たいていの場合、きれいに仕上げたうえでそのまま穴を穴として楽しむという感じにすることが多いと思いますが、どうしても埋めたいという時は思い切って木を埋め込むこともできます。
また本当に微細な穴や割れなどには瞬間接着剤とサンディングマシーン(サンダー)を使って木の粉と混ぜて、一瞬でどこに穴があるのか分からないほどきれいに埋めてしまうこともできます。(画像が無くてすみません)
ほかにもさまざまな場合が考えられますが、その都度どの方法がベストかを考えて制作しています。その引き出しが多ければ多いほど良いのだと思います。
ほかにもさまざまな場合が考えられますが、その都度どの方法がベストかを考えて制作しています。その引き出しが多ければ多いほど良いのだと思います。