手作り家具へのお声：ダイニングテーブルや手作り家具のオーダーは半布里工房

多数のお客様から喜びの声を頂いております。有難うございます。皆様に喜んで使って頂いているようで当工房も非常に喜んでいます。お客様の声は創作活動の励みになりますので、是非お声をお聞かせ下さい。半布里工房へのご意見ご感想はお問い合わせフォームかメールでお願いします。

T.S 様

愛知県東郷町

私達は欅のダイニングテーブルとくるみのベンチを注文しました。この夏に新居に引っ越したのですが、両親がおすすめのダイニングテーブルがあるとのことで、私達の代わりに選んでくれました。

我が家に届いてから2週間経ちますが、食事のときはもちろん、勉強をしたり、のんびりお茶を飲んだり…自然とテーブルに座ってすごす時間が長くなっています。木目が美しく木のぬくもりが感じられる素敵なテーブルです。ベンチの方も長時間座っていてもお尻が痛くなることなく快適です。

いまは夫婦二人で座っていますが、生後5か月の娘も一緒にテーブルを囲める日を楽しみだねと主人と話しています。一家団欒の空間を作っていただきありがとうございました。食事の時間、子供の勉強の時間、何気ないのんびりな時間も、これから長い時間をこのテーブルと共に過ごしていくと思います。

子供が大きくなったら工房のほうにもお邪魔したいです。素敵な作品をありがとうございました。

半布里工房より

T様には8年ほど前にご両親のお宅のダイニングテーブル（栃無垢一枚板ダイニングテーブル）を制作させていただきました。

それから時が経ち、このたび息子さんご夫婦が新居を建てられたということで、そちらのダイニングテーブルを作ってほしいということで、お仕事で忙しい息子さんご夫婦に代わってご両親が工房におみえになりました。お話を聞きながら以前作らせていただいたダイニングテーブルを大変気に入っておられるということ、そして大切にお使いいただいているということが分かり、大変うれしく思ったのでした。

無垢一枚板板脚ベンチも合わせて注文したいとのことでした。一緒に材木店へ行き、木目のきれいなケヤキの無垢一枚板を選んでいただき、制作することになりました。脚部はケヤキの無垢一枚板テーブルでは一番人気の「板脚上下貫型」で制作することに決まりました。

納品させていただいた時には息子さんご夫婦にも大変喜んでいただき、安心いたしました。「家の景色が全然違って見えるわ」という言葉も頂きました。ご両親の方からは「佐藤さんのファンになっています（笑）」とのうれしい言葉も頂きました。恐縮です。

又、「無垢一枚板板脚ベンチ」を見られてご両親の方が「うちにも作ってください」と再注文を頂きました。来春お作りすることになりました。それと「座卓も欲しい」ということで現在お打ち合わせ中です。

こうして繰り返しご注文を頂き、気に入っていただけるということは何にも増してうれしいことです。家具職人冥利につきます。ありがとうございました。

A.T 様（76歳）

岐阜県加茂郡

半布里工房の展示会に訪れた折り、デザイン・色・木目が美しい椅子に掛けさせて貰いました。今までに味わったことのない心地よさや温もりにすっかり魅せられ、早速ダイニングテーブルを注文しました。

数ヵ月後の10月中旬にテーブルが納品されました。ナラ無垢材は輝くばかりに美しく、隅々まで配慮されたデザインは実に素晴らしく、部屋全体が明るくなり、大変満足しています。手作りのやさしさが伝わり、まるで幼児を慈しむようにスキンシップをしています。

年を重ね、自宅で過ごす時間が多くなりました。この椅子に腰掛け、心豊かに、至福の時が流れていく……余生が楽しくなりました。

半布里工房より

A様は春に開催された「里山てくてく歩き」の時に、当工房にいらっしゃいました。ギャラリーでずっと長い間「πチェア」に座って、そのすわり心地を楽しんでおられたことを思い出します。

A様からご注文を頂きました時にこんなことを言われました。「素晴らしい椅子やね。ぜひうちにダイニングセットを作って欲しいわ。私らはもう76歳になるから、今使っているダイニングテーブルでも全然問題ないんやけど…ただ、椅子が少しがたついてきて気になるというのはあるけど。それに、いずれは娘の家族に残してあげれるから、うちの家宝にするから…」

次の代まで使って貰うことが決まっている…そんなダイニングセットを作らせていただくという幸せを頂きました。材料となる楢（ナラ）材も、素晴らしく質の良い板が手に入りました。素材の良さだけでも十分満足いただけるのではないかと思うほどでした。

納品後、何度も「本当、気に入ってますよ！」とおっしゃっていただき、うれしく思っています。ついでに「いつも私が何か買うと文句ばっかり言う旦那が、今回は何も言わずに座っているの。気に入ってるんやよ（笑）」とも言ってみえました。ちょっとほっとしました。そして「私はテレビを見る時に、椅子の上に座ることもあるんやけど、あのベンチはそういうときにちょうどいいわ」ともおっしゃっていました。

お孫さんたちも「素敵！部屋が明るくなった」と喜んでみえるとのこと…皆さんに喜んで貰えて良かったです。ありがとうございました。

M.M 様

東京都武蔵野市

本日ちゃぶ台が届きました。とっっても素敵なちゃぶ台、本当にありがとうございました！旦那もちゃぶ台なんて…とタカをくくっていた様子だったのですが、届いた瞬間から「すごい！」と撫でまわしています。

当初は嫁入り道具として新居にちゃぶ台を探していました。ですが、なかなか希望の物がなく、そんな中たどり着いたのが半布里工房さんのHPでした。

それは材木しか使わない昔ながらの製法にこだわっているもので、まさに私が探していたちゃぶ台でした。佐藤さんと初めて電話でお話しした時にそのこだわり、木材の希望の色合いなど全てが私が理想としていたもので、「ああ、もう全部お任せしよう」と思いました。

届いてから漂うくるみ材のいい匂い厚みのあるそれぞれのパーツ、いっきに部屋の雰囲気が暖かいものに変わりました。まさに一生もののちゃぶ台。これからの経年変化も楽しみです。今回はメールと電話のやり取りのみでしたので、いつかは工房の方にもお邪魔したいなとおもっています。本当にありがとうございました。

半布里工房より

M様から初めてお問い合わせをいただいたとき、無垢の家具、そしてこだわりの手作り家具に対するお気持ちの強さを感じました。その後も何度か電話やメールでやりとりをし、高さのことや部材の寸法などもお知らせしたりしました。

新居でメインのテーブルとして使われるとのことで、通常よりも少し大きめの直径90cmで制作することになりました。できるだけ良い胡桃（クルミ）を仕入れようと材木店に注文を出して、良質な胡桃（クルミ）材を入手することができました。

お届けしてから、大変気に入っていただけたというお返事を頂き、ほっといたしました。何よりもこのテーブルを中心に置いて生活をされるということがうれしい限りです。またいつかお越しいただける日を楽しみにしております。

M.M 様

奈良県生駒郡

テーブルが我が家に来て3週間。私も夫も大のお気に入りです。私たちは普通はテーブルにしないような変わり種を選んだようですが、変に手を入れずできるだけ選んだ時の様子のままに仕上げてくれて、お願いして本当によかったです。テーブルの裏や表を眺めてみれば、細かい工夫の跡があってそういう所を見てるだけでも楽しくて、撫でまわしてみたり匂いを嗅いでみたりしています。

脚の、墨流しなどの自然がもたらしてくれるものにうっとりしてます。「何か出てきそうな穴やクレバスがある」テーブルにピッタリの脚部だと思っています。削りたてのまだ若い木の色が恥ずかしいくらいで、少し傷も増え手垢も付き、しっとり落ち着くのが待ち遠しくて仕方がありません。椅子はいつか自分で作りたいと思いますが、いつになるやら？（笑）

思っていた通りのテーブル、本当にありがとうございます。お天気が悪いこの頃。お体に気を付けて作業をしてください。

半布里工房より

1年前の8月、M様から電話をいただきました。「割れや虫食いや穴などがあるような個性的な板でテーブルを作って欲しい。しかも、伝統的な仕口など、加工にもこだわって作っている工房をいろいろ探したがなかなか無く、やっと半布里工房さんを見つけた」というような内容でした。

その後もメールなどでもやりとりし、ご希望に添うような板をいくつか見つけて写真をお送りしたりしました。そして、大体ご希望に合うような板を見つけて写真を送ったところ、一度実物を見たいということで11月のある日、奈良県から工房までご夫婦でいらっしゃいました。

そして一緒に材木店へ行き、確認してもらい、その板で制作することになりました。選ばれた板は、大変個性的な栃の無垢一枚板でした。二股に分かれていて、大きな穴あり、割れあり、節穴ありなどなど、通常ならば「欠点だらけ」という板でしたが、逆にそれを「おもしろい」と個性的にとらえ、ぜひこれをテーブルにしてほしいということでした。M様ご自身も木の小物を製作する作家さんであるので、木の個性というものを大事にされるのはよく分かりました。

それにしても、実際に制作にかかってみると、なかなか難敵な一枚板で、これをテーブルとして実用にするには結構手間も要することになりました。しかし、逆に面白い仕事になりました。大きな二股は千切りでデザインも兼ねてつなぎ、大きな穴は、その穴の形を活かしつつケヤキの板で埋め、一部樹脂を注入したり、千切りを入れたり…脚部に使用する材料は、大きな栃の盤を引き割ってみたところ「墨流し」の模様が出てしまったのですが、個性的な天板に対してむしろその方が存在感があると考えてあえてそれを使用しました。

自分としては「いい感じ」に仕上がったと思ったのですが、果たしてM様に気に入っていただけるのか、納品するまで一抹の不安もありました。しかし、大変喜んでいただけてほっといたしました。こういう一枚板は探してもあるというものでは無く、出会いの産物です。またいつかこんなテーブルを作ってみたいなぁと思いました。

蛇足ですが…M様のお宅はあの「法隆寺」にほど近く、納品させていただいたのを機に何十年ぶりに拝観して来ました。昔と今とでは見方も違って、改めて法隆寺のすごさをいろいろ発見することができました。

I.K 様

福井県福井市

小学校入学前に祖母が買ってくれたスチール製学習机に座ることが好きだった私は、体が大きくなるにつれて相対的に小さくなる机に不便を感じ、何時の頃からか自分の子供には生涯手放さなくて良い余裕のある机を購入する夢を抱いておりました。

大学教員となり、机に資料を広げて論文を執筆する機会が増え、机に対するイメージは本体幅120cm、机の左右どちら側にも設置できる可動式の引き出しを含め、横幅150cm以上が理想像となりました。また、木の持つ独特の風合いにあこがれがあり、本物の木を用いた机を買い与えたいといくつもの工房を探し、条件に合った机を製造されている半布里工房さんに行き着きました。しかし、体格の小さな子供は大きな机を持て余すことが予測されたため、小学5年生を迎える今年半布里工房さんを訪ねました。

工房を主宰されている佐藤氏のギャラリーに展示されている、木の香漂う作品に目を奪われる中、机の製造過程を丁寧に説明して下さり佐藤氏の人となりを知る機会となりました。たとえば、机に着席した状態で天板下の引き出しと太ももの距離を測定して、引き出しの高さ調整を提案頂きました。一作品毎に自由自在に仕様変更できる木製手作りのなせる業と感心し、工房で直にお目にかかってお話を聞けたことをたいへんありがたく思いました。

その場で契約して机が届くのを4ヶ月間待ちましたが、佐藤氏自ら搬入頂いた学習机は子供部屋にすっきりと収まり、その風合いと景色に感動した次第です。早速、本や文房具をいそいそと机に搬入し、夏休み宿題のために自分から進んで机に座る子供を見ておりますと、本物の持つ風格を感じざるを得ません。親として、子供が成長する姿を天然木の経年変化と共に、眺めていけることを楽しみにしています。半布里工房さんに机の製作をお願いして良かったと、心から感じております。

半布里工房より

I様は今年の2月に福井市から工房におみえになりました。すでに小学校5年生になっているというお子さんの学習机を注文したいという事でした。

学習机といえば小学校入学時というのが当たり前になっていますが、あえてその時にそれを買い与える事なく、お子さんが大きくなった今買って使わせたいと考えられたあたりに、むしろご両親の机に対する思いとこだわりを感じました。今だからこそお子さんも学習机の必要性を感じられ、愛着を持って使われるのでしょう。

工房でいろいろお話をさせて頂き、楢（ナラ）の学習机とデスクサイドチェストとKOSI-KAKEのセットでご注文を頂きました。ショールームに置いてある見本の学習机に座って頂き、引き出しの高さなども少し調節する事にしました。

4ヶ月お待ち頂きましたが、納品時には大変喜んで頂きほっといたしました。間違いなくお子様がこの先大人になっても長く使い続けていかれる事だろうと感じ、制作させて頂いて喜びもひとしおとなりました。ありがとうございました。