摺り桟と吊り桟
一般的に引き出しの仕込み方(枠の中への納め方)には、「摺り桟(すりざん)」、「吊り桟(つりざん)」、「スライドレール」などがあります。
【摺り桟(すりざん)】
内部に手前から奥へと延びた桟のような細い板を組み、この桟の上を引き出しの側板が滑って行くという方法です。一番スムーズに引き出しが動く仕込み方です。
ただし「煽り止め(上下の動きを止める)」や「振れ止め(左右の動きを止める)」、「ストッパー(引き出しの当たり止め)」などとセットで加工する必要があり、手間がかかります。
【吊り桟(つりざん)】
引き出しの側板に溝を切って、本体内部にはこの溝に合わせた桟を取り付け、差し込んで引き出しを出し入れする方法です。
単純な構造で加工は楽だと言えますが、出し入れのスムーズさでは他の方式に及びません。
【スライドレール】
引き出しの側板に「スライドレール」という金具を付けて、スムーズに軽く動くようにするものです。重みがかかる引き出しには便利な方法です。