

共木(ともぎ)


ですから、これらの板をうまく接ぎ合わせる事によって、色合いや表情のまとまった幅広の良い板を作り出す事ができます。(共木ではない板を接ぎ合わせた場合は色合いや表情が違うものが多いので、目に見えて接ぎ合わせた事がわかる事が多いです。)
当工房では、接ぎ合わせ板を使う場合は(特にテーブルの天板などは)基本的にこの「共木」による接ぎ合わせを心がけています。テーブルなどは幅広の板を使って、できる限り2枚〜3枚接ぎで制作しています。(厚みも十分な板です。)そうすると、本当に一枚板に負けないような存在感のある板にする事ができるのです。
以下に載せる写真は「共木」による2枚接ぎ、あるいは3枚接ぎのいくつかの制作例です。